|
フランス洋菓子 サン・ルイ
〒921-8147
石川県金沢市大額3-267
TEL:076-298-6535
|

私のケーキ作り人生で欠かせない存在、サン・ルイの名刺代わりの1品となっているお菓子が“カラク”です。ガナッシュ、ビスキュイ・ショコラ、クレーム、ショコラのブールを三段三層に仕込んだショコラ尽くしの菓子は、私が過去に代官山で出会い、衝撃を受けたケーキです。
高校卒業後、東京ホテル・ニューオータニに入社、ペストリー課に配属、パティシエとしての人生がスタート。10年東京で修業したら田舎で店を出したいと思いながら、休日には東京中の洋菓子店を見て歩き、給料の大半を費やしていました。
ホテルで5年目を迎えた時に出会ったケーキ屋さんが、代官山のフランス菓子シェ・リュイでした。当時、フランス、パリに憧れていた私は、雑誌で良く見る店構えに似ているその店にとても心を魅かれました。そこで食べたチョコレートケーキ、それが“カラク”でした。このケーキを習いたくてしょうが無くなり、社長に頼み込みました。シェ・リュイで5年働きましたが、私はどんどんショコラの虜になって行きました。
“ショコラに合う食材は無限だ”‥‥フランボワーズ、アーモンド、オレンジ等の柑橘系との相性は素晴らしいものです。奥深いショコラの世界、これを皆さんに少しでも興味をもって頂けたらと思います。ですから、サン・ルイに並ぶ生菓子の5割以上がショコラのケーキなんです。秋も深まればボンボン・ショコラも少しずつ店頭に並び始めます。私が感じたショコラの魅力を、皆さんと共有できると嬉しいです。
チョコレートケーキと並ぶサン・ルイの人気者がしっかり高温のオーブンで焼き込んだタルト。また、マカロンもこだわりをもって、試行錯誤の8種類の味を揃えています。
28歳の時ここ大額町に開業してから25年目を迎え、これから更なる10年、仕事を楽しみながらチョコレートを始めとするお菓子の魅力を追求していきたいと思っています。
オーナー・シェフ・パティシエ
北村 純一
|

パリ市内の中央を南北分けるようにセーヌ川が流れています。中程に有名なノートルダム寺院のあるシテ島が浮かんでいます。その東側にあるマリー橋を渡ると、東西600m程度の小さな島“サン・ルイ島”に着きます。
パリでは、サン・ルイ島のアパルトマンに済めば一流といわれるほど高級でしゃれた建物が並びます。ボードレールも愛したローザンヌ館や、ジャン・ジャック・ルソーが滞在していたランベール館など、17〜18世紀に建てられた美しい建物がここに現存しています。芸術家や哲学者が愛し、住まいしたこの島は、歴史あるパリを感じさせる界隈です。
アルバイトの後、島の中心を走るサン・ルイ・アン・リル通りのアイスクリーム屋でダブルのコーンを買い、食べながらルクセンブルグ公園近くの屋根裏部屋のアパートに帰った。あれから25年、あーー懐かしい!!
サン・ルイの綴り「St.Louis」は英語読みすれば「セント・ルイス」です。アメリカ合衆国は移民者で出来た国なので、フランスから移住した人たちが、私と同じように望郷の念で名付けたのだと思います。 |
|
 |